講師は爆笑するしかない話

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第15話 教室はどこ?

いわゆる語学の授業は、前期・後期と通年で行われるところがほとんどである。 もちろん、単位の関係で、また、最近では、セメスター制というのか、半期ごとに成績を出すこともあるが、内容的には一年間継続である。 もっとも、夏休みをはさむと、学生側にも...
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第14話 時事問題

ある晴れた初夏の昼下がりのことだった。 私は、例によって、カセットデッキと辞書と出席簿を抱えて、教室にたどりつき、教卓にかばんをおろした時だった。「先生!」 リーダー格の学生が、張り切った声を出した。「今日は、天気もいいし、サッカーをやろう...
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第13話 ボン、って!?

ドイツ語の授業で、Guten Tag! Wie geht es Ihnen? の次に来るのは自己紹介、Ich heisse .... Ich komme aus Japan. の類である。名前や出身地を言えるようにするわけだ(笑) ある教科...
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第12話 新学期の会話

新学期は、いろいろな学生たちと知り合える楽しみな時期である。 学生の立場から見ると、どんな教官が来るのか、楽しみというよりも不安が先にたつのかも知れないけれども(笑) あるクラスで、最初の時間にひととおりガイダンス的なことをしゃべって授業を...
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第11話 「いただきます」

先日、文化庁の国語に関する調査が行われ、敬語の使い方などについて報告されたのをTVや新聞でご覧になった方も多いかと思う。 敬語の調査では、尊敬語と謙譲語の混乱について、統計が発表されていた。 例にあったのは、「(先生などに対して)明日父がま...
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第10話 世間話

当地は、北国で、豪雪地帯と言うほどではないけれどもけっこうな積雪量がある。 首都圏で雪がちょっと(笑)降っただけで、交通がマヒしてしまったりするほどではないにせよ、やはり大雪の影響はあるのである。 とあるクラスで、やっぱり私語に熱心な学生が...
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第9話 試験直前

ドイツ語など、外国語の授業では、試験は、いわゆる試験期間中ではなく、講義日程の最後の日に行われることが多い。もちろん、ところによって違うのだろうが(笑)私の周囲では、そういう例が多い。 試験当日は、当然、普段とは雰囲気が違っている。 教室に...
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第8話 私語の世界

教える側が、頭を痛めることの一つに、学生の「私語」があるだろう。「今時の学生は・・(泣)」という話になると、必ずと言っていいほど出て来る話である(笑)少なくとも、私の学生時代には、携帯電話が鳴ったりすることは、なかったのだ。 私の感覚では、...
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第7話 ある日の出来事

毎年、いくつかの学校でいくつもの授業を担当していると、いろいろなクラスで教えることになる。 学習態度から学習効果(笑)雰囲気に至るまで、千差万別である。 そのうちのとあるクラスは、なんと言おうかとってもおおらかであった。もちろん、私語はする...
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第6話 試験前の駆け引き

試験シーズンが近づいてくると、気になるのは範囲、難易度、そして、「持ち込み可」かどうかである。「ね~、辞書持ってきてもいいの~?」 という質問に対しては、原則として、「ダメ」 と答えることにしている(笑) 辞書を持ちこめる、という安心感から...