第42話 質問するのは良いこと

授業中に練習問題を解いている時のこと。とある女子学生が、

「せんせー、ハルナ(仮名)、こういうの、分かんなーい!」

と、手を挙げた。

格変化が関わるところの課題で、難易度的には、苦戦する人がいてもおかしくはないのだが、

(うん?質問するのに一人称がファーストネーム?)

と、ちょっとこの場にふさわしくない言葉遣いにも思えたので、

「そうなの?ハルナ(仮名)、分かんないの?」

と、オウム返ししてみたのだが、その軽い嫌味?など相手には全く通じず、一緒に問題を解くことになったのだった。

後に講師室で、これこれこのようなことがあった、と他の先生に話してみたところ、

「分からないことを分からないって言ってくれるなんで、いいじゃないですかあ」

と言われたのだった。そのような考え方もあるかも知れない。

(2016/04/09)

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