教室の片隅で、楽しそうにおしゃべりしている人たちがいる。
「だから、ガラナってのは、北海道人だけがおいしいって思うんだって」
「え、なにそれ~!?」
ガラナというのは、簡単に言うとコーラのような飲み物である。北海道でしか見ない物、ということになっているらしい(笑)
話がドイツ語とは関係がないため、何とかこちらに話の主導権を持って来ようと試みる。
「何、ガラナ?知人のお子さんがね、あれにラムネを入れたらどうなるんだろうと思ったんだって。それで…」
にやにやする学生も何人か。同様の体験をした話は割りに聞く(^_^;)
「じゅばーっっとあふれたんだって。お母さんは、ホントバカでしょ、って言ってたけど…」
蛇足ながら、ラムネ等でも同様の結果が得られるらしい。
「炭酸系飲み物と言えば、ドイツにいたとき私は実は『Spezi』というのが好きだったんだよね。Speziって、いわばコーラのファンタ割り…」
(えっ~~っ(◎_◎;))
「レモネード割りっていうか、うん、ドイツ人の先生も、この話をすると学生が引いちゃうってどこかで言ってたよ」
と、なんとか話を強引にドイツ語に戻す。ドイツ語ではないような気もするが、そこはドイツ文化の話ということで(笑)
そんなある日、テキストに出てきた単語、Zug が話題となった。
n「Zug、まあ汽車というか電車というか…こちらでは、私鉄もないし、『汽車』って言ったりするけど…」
(汽車か電車かについては、昔、このサイトでも話題になったことがありましたね)
すると突然、学生が手を挙げた。
「先生!手袋は、『はく』ものですよね?ね?」
「え~~~っ!?それじゃ、靴下みたいじゃない?手袋は『つける』よねえ?」
「北海道では、『はく』っていうんだよ」
話の主導権は、学生のものとなり、しばらく戻ってこなかった(~_~;)
(2009/11/01)
