講師は爆笑するしかない話

講師は爆笑するしかない話

第44話 筆記用具は必要

学期末試験のシーズン、某学某クラスで試験を実施する直前、教卓で問題用紙の枚数を数えていたところ、学生が来て、「シャーペン忘れました…汗」たまたま手元にあった新しいシャープペンを貸すことに。答案提出後に返してもらったわけなのだが、ペン付属の消...
講師は爆笑するしかない話

第43話 都市伝説の成立

都市伝説なのか何なのか、「神奈川県出身の人に出身地を訪ねると、『横浜出身』『川崎出身』『神奈川出身』の3パターンの答え方がある」というのがあるらしい。 さて、語学の授業では、初期のうちに自分の出身を言える練習をすることが多い。ドイツ語で言う...
講師は爆笑するしかない話

第42話 質問するのは良いこと

授業中に練習問題を解いている時のこと。とある女子学生が、「せんせー、ハルナ(仮名)、こういうの、分かんなーい!」と、手を挙げた。格変化が関わるところの課題で、難易度的には、苦戦する人がいてもおかしくはないのだが、(うん?質問するのに一人称が...
講師は爆笑するしかない話

第41話 サツキとメイ

ある日、「月」の言い方の単語のテストをした。1月、2月、、、と言うときの「月」である。 軽い、というよりはむしろ新型の崩壊気味クラスであり(ぶちきれた教師は3人ばかり)、学生たちは小テスト中に、「2月ってなんていうんだっけ?」「英語と似たよ...
講師は爆笑するしかない話

第40話 主導権争い

教室の片隅で、楽しそうにおしゃべりしている人たちがいる。「だから、ガラナってのは、北海道人だけがおいしいって思うんだって」「え、なにそれ~!?」 ガラナというのは、簡単に言うとコーラのような飲み物である。北海道でしか見ない物、ということにな...
講師は爆笑するしかない話

第39話 忘れ物

授業をするために教室に入って、さて、と視聴覚機器のセットを始めたら、MDが置いてあるのに気がついた。 何だこれは?とよく見ると、「美しき青きドナウ」「ローレライ」「もみの木」…あれ(◎_◎;) まるでドイツ語の授業で聞かせるようなラインナッ...
講師は爆笑するしかない話

第38話 器用な落書き

会話練習の課題をやらせている間、ある学生が机の上に何事か書き付けているのが見えた。何気なく覗き込むと、四国と九州の略地図だった。四国はともかく、楕円に書かれた九州地方の輪郭に、器用に一つ一つの県が配置されているのが目に留まる。「わ~、上手だ...
講師は爆笑するしかない話

第37話 気遣い

後期の授業が始まってまもなく、ある学生から呼び止められた。「先生~、前期の試験の結果って、わかんないんですかあ?」「前期の結果?ううむ…いや~、答案返して検討するのが良いというのは分かっているのだけど。。。」前期・後期と続けて同じクラスを担...
更新情報

「講師は爆笑するしかない話」は

第36話までが元々の朝日ネットでhtml形式で発表していたものです。第37話以降は、ブログやCMSや、他の媒体に載せたものです。何度移植したことやら…。
講師は爆笑するしかない話

第36話 コンセント

語学の授業では、音声教材は未だカセットテープが主流である。よって、教師連中は、重たいカセットデッキをえっちらおっちら教室まで担いで行くのである。 もちろん、昨今では、教室というか教卓にカセットデッキが備え付けられているところも多い。しかし、...